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help RSS Matthew Sweet plays 「GIRLFRIEND」 @ ビルボードライヴ東京

<<   作成日時 : 2012/01/06 23:51   >>

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画像2012年新春第1弾(まあ正確には第2弾か)ライヴは、ビルボード東京でのマシュー・スウィートと相成った。今回のライヴはタイトルどおり、1990年リリース(日本盤は1992年)の彼の名作「GIRLFRIEND」全曲を曲順にプレイするもので、なんとアルバムに納められていたボーナストラック3曲も続けて演奏されるという徹底ぶり。彼自身もコメントしていたが、20周年を記念しての企画だったようである。

「GIRLFRIEND」は、リリースされた当時本当に良く聴いたアルバムだ。個人的に、1992年頃といえば、80年代の打ち込み中心の音楽に嫌気がさし、ワールドミュージックや、70年代のジャズファンクを聴いていた時期で、そんな背景もあってか、このアルバムのギターを中心とした瑞々しいパワー・ポップがやけに新鮮に響き、かなりのヘヴィーロテーションだった記憶がある。しかし一方で、あまりに聴きすぎて食傷気味になってしまったこと、また、マシューについては、その後アルバムを数年聴き続けていたものの、それほどのめり込めなかったのも事実。

そんな僕だが、一昨年のカヴァーアルバム、昨年のバングルスの新譜で久々にマシューと接していたこともあり、今回、「GIRLFRIEND」を生で聴けると聞いて、このライヴに参加することにしたという経緯がある。(ビルボードにしては4,000円という破格の値段だったこともあるし・・・)

さて、ライヴだが、先述のとおり「GIRLFRIEND」を曲順に12曲、ボーナストラックを3曲、ラストに最新盤から1曲という具合で、賞味1時間半。なんだかビルボードのセットにちょうどうまく収まっていた感じだ。

今回、「GIRLFRIEND」を再現するのに選ばれたメンバーは、ギターDennis Taylor、ベースPaul Chastain、ドラムスRick Menckという面子。ポールとリックはVelvet Crushというパワー・ポップバンドのメンバーで、特にリックは、「GIRLFRIEND」でも数曲叩いている。Dennis Taylorについては、不勉強で初めて名前を聞くギタリストだ。

こうしたアルバム全曲をやるライヴというのは、ブライアン・ウィルスンの「ペットサウンズ」の時にも思ったが、アルバムの音をどのくらい再現できるのだろうという不安と期待感があるもので、出来によってはがっかりさせられる危険性を持っている。(「ペット」は良かったけどね)

画像で、この日の音の方は、バンド構成からも当然アルバムに沿ったアレンジと音色だったが、やはりライヴでは、タイトなドラムスをはじめリディムセックションが強調され、ギターの音圧も高く、ライヴならではの気持ちの良さが感じられたと同時に、マシュー君の安定したヴォーカルで、曲の持つ魅力が失われることもなかった。
一方で、アルバムの特徴となっていたかっちりしたコーラスやギターリフの切れはやや後退し、完璧な再現とまではいかなかったのも事実。まあ、そこまで求めるのは野暮というものなのかもしれない。(でも穏やかな曲でのコーラスは素晴らしかった)

その中でも、やはり「Divine Intervention」、「Girlfriend」、「Evangeline」、「I Wanted To Tell You」など、魅力的なギターリフとメロディーを持つ曲が際立っており、特に「Evangeline」はこの日のハイライトで、中川五郎さんもライナーで絶賛していたあの素晴らしいリフに僕も素直に酔いしれた。(1階席にいた子供がこの曲の時に狂ったように踊っていたのが印象的だった)
また、今回新たな?発見は、正直今まであまり熱心に聴いていなかったボーナストラックの3曲が意外にライヴで生える曲だということがわかったことで、バンドの演奏も解放されたようにダイナミックだった。個人的に聴きたかった「コルテス・ザ・キラー」などもあわせて取り入れてもう少し長くやったら、さらにいいライヴになるのではと感じたほど。

最後にマシュー君について、一言。
「Evangeline」が終わると、「アルバムでは、サイド1がここまでで、針の音がして、次の曲からサイド2になるんだ」とわざわざ説明していたが、やはりこのあたりは彼のこだわりなのだろうと思うとなんだが微笑ましかった。
彼は、「Girlfriend」当時の精悍さとナイーヴさを併せ持つ好青年の面影は微塵も残っていないほど、恰幅が良くなってしまったが、最近また、良い仕事をしているようなので、ダイエットとともに今後に期待したい。(人のこと言えませんが(笑))

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
新年幕開けライヴに相応しい軽快なギター・ポップ、イイですね!
ボクも一時期、彼のメロディがホントにクセになったけど、聴きすぎて食傷気味になった経験があります。深みが足りないからなのかな?でも、あの気持ち良さに理屈はいらないよね。折角お誘い頂いたのに残念でした!
PAL
2012/01/09 20:41
ここ数年新春一発目って何故かすれ違いが多いですね(笑)
名盤の全曲ライヴって聴く方も構えてしまうことが多いのではと思うけど、90年代ギターポップということでこれは気軽の聴けましたね。
僕も彼は一時聴きすぎて飽きちゃってCD棚の取りにくいところにしまってあったんだけど、今回久しぶりに取り出したよ。「深みが足りない」わかります。
比較しちゃいけないんだろうけど、そこいくとビートルズってなんで飽きないのかといつも考えるね。
garson
2012/01/10 01:55
新年早々、ライブ参戦。興味深いライブですね。こういう企画、なかなかないんじゃないですか。見たかったですね。ライブに足を運ぶ集中力が乏しく、だめな私ですが、月末の鈴木祥子のライブ(久しぶりに聴きにいく。あまり期待してませんが)に行く予定です。
itohp@abiko
2012/01/11 18:06
こういうギターポップもたまにはいいもんですね。ショコタンのライヴ行かれるのですね。今回は青山CAYだし、久々の”絶対的一人ぼっち”だったので行きたかったのですが、都合がつきませんでした。
garson
2012/01/13 00:51

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