鈴木祥子Live Series 2007 Sho-co-motion@南青山MANDALA

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 2007年も続くsho-co熱。東京3公演の一発目は、初めてのMANDALA。 この日は、南青山なんて学生時代にも滅多に足を踏み入れなかった場所に少々とまどいながら、MANDALAに向かう。

 今回は娘と行くつもりだったのだが、急遽都合がつかなくなったため、もう30年あまり様々なLiveへ一緒に通い続けている盟友を初めて”sho-co-world”にお誘いした。
 ロックやワールドミュージックなどについての幅広い見識と本物を見極める確かな目を持っている強者だけに、ここ1年彼女に入れ込んでいる僕を「sho-co head」と揶揄している彼が、どう聴いて、楽しんでくれるか気になっていて、正直ちょっとドキドキしていた(笑)。

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 そんなことを考えながら開演を待っていたが、オープニングは予想に反して全員で登場。いきなり、大友氏のギターが奏でる爆音の中から、聞こえてきたのは、なんとニールヤング゙仕様の「Blowin' In The Wind」。
 上下とも黒で決めた彼女が "How many rords must a man walk down"とゆっくり歌い出すと、僕には会場が一瞬あっけにとられていたように感じられた。
 このあとは、風つながりで、オリジナル「風の扉」。3曲目はリクエストボードでも何人かがリクエストしていたニールヤングのカバー。その中でも「Comes A Time」を選曲したのは今回のバンド編成によく合ったグッドチョイスだったと思う。
 この出だしの3曲、さすがにアンサンブルにちょっとパーマネント感があったが、内容的には、今日はなかなか面白いことをやりそうという予感を感じさせるものだった。

 その後のソロセットでは、「光の駅」 「メロディー」 「モノクロームの夏」、「いつかまた逢う日まで」など明るめ曲調や美メロを持つ選曲が目立ったが、このへんの曲を続けて聴くと、本当にいいメロディーを書く人だなあとあらためて感心する。

 後半のバンドセットでは、本当にやってしまったジミヘンを皮切りに、リクエストどおりにフリーキーにやってくれた「依存と支配」、そして京都より少しディープになった感のある「竹田の子守唄」など、ヘビーかつカオティックな曲と、「日記」、「あたしの場所で」(これ相当いい演奏だった)、友部正人のカバーなどフォークロック的な曲を交互に演奏。最後はドラムを叩きながら大塚愛で締め。
 このへんのバリエーションは、いかにも彼女らしい振幅で、なかなか面白かった。

 アンコールでは、渋谷氏がらみで、「ゴンドラの歌」と「上を向いて歩こう」イングリッシュバージョン(SUKIYAKI)、オリジナルの「どこへもかえらない」と、バンドメンバーのキャラにもマッチしたほのぼのした選曲。
 そして、大ラスは29日の予告編的に「風に折れない花」を丁寧に歌う。彼女がまじめに歌うと(失礼!いつも「まじめに」歌ってますね。)やはりなかなかうまいし、やっぱりイイ曲だ。(これを聴いちゃうと29日歌う人は相当勇気いるわな)

 まあ今回も得意のやり直しが多々あって、リハーサルバージョンを聴いている感のある曲もあったが、メロディーと歌がしっかりしているから、これだけ自由にやっても、十分面白さがある。
 完璧なエンターテイメントなステージを期待する人は無理だろうが、次に何をやらかすのかを楽しみにする僕のような者にはちょうどいい。
 
 ドラムの矢部浩志氏とサックスの山本拓夫氏が参加する29日も今回とひと味違った展開が期待できそうな気がしてきました。

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この記事へのコメント

PAL
2007年04月28日 16:14
どうも、どうも「幅広い見識と本物を見極める確かな目を持っている強者」です(笑)。いや、ご安心下さい。なかなか楽しませてもらいました。彼女みたいなポジションは他に類型を知らないなぁ。ボクはなかなか気に入りましたね。どうもありがとう。明日は家族でお楽しみあれ。
いとう K
2007年04月29日 09:46
欲深い私はバンドとのからみをもっと!「細野トリビュート」、
なんとVol.2が企画とか。「ガラスの林檎」を祥子さん+ROVO
なんて、と空想する私。前述の「細野トリビュート」なかなか。
コーネリアス+坂本龍一、クチロロ、鈴木惣一郎+Beautiful Hummingbirdの小池光子、スカパラなんか、よかってですよねぇ。
あれ、なんの話(汗)。今夜はR&Rナイトでは?末広亭(休みで込んでるかなぁ)で寄席見物後、参戦!
garson
2007年04月29日 12:33
私は、「細野トリビュート」この日に買いました。本日新宿へ行く途中に聴く予定です(笑)確かに彼女のLIVEにちょっと物足りないもの。グルーヴ感かな。もっとバンドとからんでグルーヴイーにやってもいいような気がしますね。結構ハードなバッキングでも音程しっかりしてますからね。相当耳と音感がいいんだなあ。

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